その人にとっての価値観を汲まない信念は受け取られない、と書いた。一読してなんとなく分かるような、再読して分からなくなるような・・・。
そも、価値観とは何ぞや?
あくまでもコーチングという枠組みの中で定義するならこうなる。
価値観=あなたが大切にしているもの
・・・それだけ? そうそれだけ。あなたにとっての“価値観”が意味するところとどれくらい違ってました?
私の価値観、ぱっと思いついたものを挙げていくと、
家族、武術の修業、知性、読書、自己表現、内省の時間、まあこんなところか。
「価値観=あなたが大切にしているものなら、例えばダイヤの指輪は?」
イエス。価値観です。
「自動車とか?」
価値観です。
「修学旅行の思い出も?」
価値「そ観んなものなの?」
あくまでも“コーチングという枠組みの中で”での話ですよ。世界には価値観という言葉の定義がごまんとあると思うので。
(主に心の状態とも言われるので、家族やダイヤや自動車からもっと掘り進めることもできるが)
しかし、ICCのコーチングやNLPを学んでいる人は、この定義をズバリと答えるはずである。なぜならコーチングの枠組みで価値観の重要性は強調してもしすぎることはないからだ。
なぜか。それは
だから。これはコーチングの核心と言ってもいいテーマなので日を改めて。
で。
“その人にとっての価値観を汲まない信念云々”と書いたが、正確を期するなら“その人にとっての肯定的意図を汲まない信念云々”である。
さあNLP者にはなじみのある言葉が出てきた。
NLPの呪文、真言、おまじない。
NLPというマシンを最大限に駆動させるためのオペレーションシステムのひとつ。
「すべての行動には肯定的な意図がある」の登場だ。
今回の私の結論。