過去記事
【第一回】もし接骨院の院長が「人前でのあがり克服」にサイコセラピーのアプローチを学んだら
この間はどうも。
おう、久しぶりだったな。
この記事を読んでいるヒマな奇特なみなさんに説明するとですね、先日上京しまして。
先輩のおうちにお邪魔した次第です。ごちそうさまでした。
土産の甘味はあの後スタッフがおいしくいただきました。あとさ、
具体的な方法まで直接話したからもういいだろう。あと何日もないし。
いや、音声情報だけだったので正直アタマに何も残ってないですな。
・・・。
澤畑伸一郎
「痛みだけでなく、弱みまで克服する接骨院」上水戸接骨院・整体院院長。佐々木の後輩。特技:ギター。
光あるところに影が、ユングのシャドー、フォースの暗黒面がある。
そうあって欲しくない自分、認めがたい自分のこと、でしたっけ。
そういう言葉の使い方それ自体が「影」を作り出すのだが・・・それは措こう。
はあ。
この前こう言ったと思う。「人は自分のメリットになることしかしない」。
それがね、いまいち飲み込めないんですけど。
明らかに「こっちの方がいいのに」って方法を取らない人とかいるじゃないですか。
それはお前にとって「明らか」なだけだろう。
そりゃ・・・そうですが。
「人はその時できる最善の選択をする。それより良い選択肢が与えられたらそれを選ぶ」
人を理解するためのそういうお約束もある。まあ先を急ごう。
でだ、今までの話が真実とは言わない。だが真実と仮定してみよう。
そこで質問。お前は「あがる」ことによってどのようなメリットがあるのだ?
なにい!?
こうも言える。影はどのような肯定的な意図をもって本体のお前をあがらせるのか?
メリット? 肯定的? 本体? スタンド?
スタンドは関係ない。
落ち着いたか?
まあなんとか。・・・あがることにメリットがあるというのが真実と仮定するなら、
うむ?
心当たりはあります。この一連のやり取りの前に「あがる原因」を考えたことがあって。
聞かせてもらおう。
その時は「伝えたいことが沢山あるのに上手く伝えられない事」が原因だと思ったんです。
だから「テキストをブラシュアップして、テキストに起こせない意図を書き込んでゆく」、
それが自分のできる「あがらない準備」じゃないかと。
・・・。
どうしました先輩?
なんだよ、俺の説明なんて必要ないじゃねえか!
うひい!
自分で考えた「あがらない準備」をしてもまだあがりそう。それは何を意味している?
えー、伝えたいことをうまく伝えられる準備ができていない?
じゃあお前が人前であがることのメリットは、肯定的な意図はナンジャラホイ。
講師としての準備がまだできていないシグナル。
そのシグナルがあったらお前は何をする?
伝えたいことをしっかり伝えるために、講師として万全の準備をします。
それ。
どれ!?
講師として万全の準備をさせてくれるんだろう? お前の影は。
・・・そういうことか。
逆に言うなら伝えたいことをしっかり伝えることを大切にしているからあがるんだろう?
大切にしているからこそあがる。
確かにこうやって先輩と話していてもあがりませんものね。どーでもいいから。
失礼なことを言う奴だな。
これは大きな前進ですね。具体的な方法を身につける準備もt
子供は忙しい時ほど、どう考えても無理だよと言う時ほど「かまってくれ」と言う。
(・・・まさか)。
かまってかまってをそのままにしておくとおくとどうなるか?
(・・・やはり)。
どうしてもかまわざるを得ないことをしでかす。食器を割るとか、弟を泣かすとか。
(・・・今回も)。
だからダメだって言ってるんだ!
まだなにも言ってない!
(つづく)
まとめ:すべての行動には肯定的な意図がある。この考え方は人の行動と意図を切り離し、人間理解を助けてくれる。