チーム医療ラーニングの川辺です。
もう、ご存じかもしれませんが、無料カウンセリングのマッチングを始めました。このコロナの状況で、悩みを抱える人が多いだろうと思ったからです。そんな方のお役に立てたらと。
ここ数週間。そんなんでずっとバタバタしておりました。でも、私たちにとって、新コロの影響以上の不安になりつつあるこのサービス。そんな近況報告2を勝手にお伝えします。
▼ 無償カウンセリング そんなことするカウンセラーはいるのか?
いろいろあって、無償でカウンセリングをして頂けるカウンセラーを応募しました。
「どれだけの人数が集まるか?」
カウンセラーも、新コロの状況で大変でしょう。しかも、無償です。
「そんな物好きなカウンセラーがいるのだろうか? 集まらなかったら、俺と佐々木で、二人寂しくやるか・・・」
そんな風に考えていました。だったら、こんなこと、やるなって感じですが・・・
なにはともあれ、募集だけしてみることにしたのです。そして、その結果は?
▼ 有頂天は束の間 後悔に変わってしまった・・・
なんと! 想像以上のカウンセラーの方から応募を頂きました!
私たちの対応の範囲を超えてしまったので、一時募集を停止。「待機していただく」という条件に変えました。それでも、ご登録の方が続いております。正直なところ、私もビックリです。
「すごい!」
私はすっかり有頂天になってしまいました。
ところがです。
そんな気持ちは長くは続きませんでした。
その後、集まったカウンセラーの方の対応。同時にクライアント募集の準備。もともとある他の業務。GW中は、外出自粛もあって、どこも行けない。テレワークの環境もあり、ずっと家で仕事をすることになってしまいました。
もともと弊社では、GW中は長期コースの研修を開催する予定だった。それが中止。なので、良くも悪くも超ヒマになるはずだったんですよ。
お金も節約なので、無料お試しAmazonプライムで沢山の映画観るはずだったんですよ。
なのに、2週間以上まともな休みはなし・・・
すると、疲れてきます。
「こんな大変なことやっても一円も儲からないなんて・・・」
「うちの会社も大損害なのに、これをやっている場合じゃないのでは・・・」
「無償のボランティアなんて、ガラにもないことやるんじゃなかった・・・」
「ゴロゴロして映画でも観てればよかった・・・」
次から次へと、後悔の気持ちがわいてきました。
でも。
「お話をしたカウンセラーの方々の意気込みに刺激を受けた!」
「悩める誰かのお役にたてるかも!」
そんな思いを励みにもうひと踏ん張りした次第です。
そして、準備のできた一部のカウンセラーさんから始めるということで、なんとかクライアントさんを募集する準備が整ったのです!
「カウンセラーさんがこれだけいる! あとはクライアントさんが集まるだけ!」
いよいよ告知です!
「あ~ これからマッチングの仕事が大変になるな~」
期待4割、気の重さ6割です。
いったい、その結果は?
▼ もう泣きたくなってきました!
なんと! またも、私たちの想定外の結果! でも、今度は、カウンセラーさんの時とは逆です。
つまり、クライアントさんの登録が想定より少なかった!
「なぜ、無料なのに? あれがいけないのか? これがいけないのか?」
色々な疑問が頭をよぎりました。どこから手をつけていいかわかりません。そして、実際に登録して頂いた方にも聞いてみました。
すると「最初の段階で、カウンセラーさんの情報が見れないこと」
そして、「カウンセラーさんの情報が少ないこと」
この2つが、すぐに対応できる大きな要因であろうと仮説をたてました。
実は、カウンセラーさんの情報は、カウンセリングを申し込むというプロセスを経てから、見ることができる流れだったのです。
そして、準備の段階で、色々と都合があって、その情報量も少なかった。
「この人だったら悩みを話してもよいかも!」
クライアントさんの立場なら、そう思えて、次のステップに進めるのでしょう。当然のことです。
では、なぜ、それをしなかったのか?
この仕組みは、無償ボランティアをするカウンセラーさんを守るものだったからです。カウンセラーさんの中には事情があって、この活動を表だってできない方もいるのです。
「あ~ クライアントさんの立場、カウンセラーさんの立場、どっちをとればいいのだ・・・」
もう泣きたくなってきました。
▼ 恨みとも思える気持ちも芽生えてきた!
今から条件や流れを変える。となると、カウンセラーさんにもう1度同意を得なおす必要がある。
カウンセラーさんからの情報収集、システムやホームページの変更などの作業もある。
考えるだけで、沢山の作業・・・
「大丈夫だよ。やろう!」
今まで、そんな楽観的な発言ばかりしてきたのが佐々木。
「ほら~ どうするんだよ?」
彼に対して、恨みとも思える気持ちも芽生えてきました。でも、後の祭りです。
心優しいカウンセラーさんが「まだか? まだか?」と手ぐすね引いて待っています。
そんな心優しいカウンセラーさんから「おら! どうなってるんだ!」と責められてしまうのではないかと思うと夜も眠れません。きっと、佐々木はグッスリ寝ているでしょうが・・・
実は、私もグッスリ寝てますが・・・
あるいは、「私が悪いのかもしれない・・・」と心優しいカウンセラーが落ち込んでしましまうかもと心配もしています。
もはや、新コロの影響以上の不安になりつつあります。これでは本末転倒です。
▼ で、結局どうしたのか?
当初のお話から変えてしまうことは、カウンセラーさんに対して心苦しい。
ただ、需要(ニーズ)にあわないものは、供給(サービス、ボランティア)として成り立たない。
そして、マッチングが生じないこと自体が、応募頂いたカウンセラーさんにかえって申し訳ない。
そう判断しました。
そこからです。また、バタバタした日が続きました。
その間、カウンセラーさんと再度同意を取りなおしました。
そして、その過程で、このボランティアを辞退する方も何人かいらっしゃった・・・
色々な思いをお持ちだったと思うと、申し訳ない限りです。
「本当に、これでよかったのだろうか・・・」
その度に、そんな疑問ばかりが生じてきます。
ということで、以下のことに対応しました。
「カウンセラーさんの情報を最初から公開する!」
「カウンセラーさんの情報を増やす!」
我々が始めてしまった、無料カウンセリングのマッチング。果たして、今後は、どうなるのでしょうか?また、ご報告します。
▼ 追伸
もし、この記事を読んで「無料カウンセリングを受けてみたい」と思った方。
そして、家族、友人、周りの方に、新コロ時期だからこそ抱える悩みや問題がある方がいらっしゃったら、ジャンジャンお声掛けください
→「お悩みを聴く 無料カウンセリングサービス!」