【岡田先生によるゲシュタルトセラピーの実際のワーク】

「人間にとって最大の“未完の事柄”は親を許していないことだ」

ゲシュタルトセラピーの創始者フリッツ・パールズはそう言いました。人々がサイコセラピーの場に持ち出す様々な悩みが、実は幼少時の親子関係に大きく影響を受けている、ということが少なくありません。親と子の関係によって何が起きるか、それをどうすればいいのか。ゲシュタルトセラピーの理論に基づき岡田先生が解説します。

そしてゲシュタルトセラピーの実際のワークです。日常生活のちょっとしたさみしさ、悲しさの根っこが自分の両親との関わりにつながっているというダイナミズム。

「未完成のゲシュタルトはいつも前面に、しかも重要なものが前面に出てくる」

というゲシュタルトセラピーの考え方の通り、岡田先生はクライエント対し「今、ここ」に現れる感覚・感情だけに焦点を向けさせます。

田房先生が『キレる私をやめたい』に描いた通りの座布団を使った本物のゲシュタルトワーク。そこから感じる、学ぶところは大です。