佐々木 啓 が投稿
信念と習慣~ペルシア帝国とうどん屋のケース
ペルシア帝国の王、ダレイオス一世は側近のギリシャ人に訊いた。 「いくら金をもらったら死んだ父親の肉を食べるか?」。 そのギリシャ人は「いくらもらおうがそのようなことをするつもりはない」と答えた。 ギリシャで…
続きを読むコーチは狩人。さて何を狩る?
木から落ちたリンゴを見て 「このリンゴに働いている力、もしかして星と星の間に働いている力と同じなのか!?」 と着想する人がいる。 とんでもない崖を眼下にしながらもそこを渡る鹿を見つけて 「鹿も四足、馬も四足…
続きを読むいかにして羊を守るか~一般化
あるところに羊飼いの少年がいました。この少年は毎日の仕事がとても退屈でした。 少年は主人に「オオカミが出たら呼べ。羊を守りに行く」と言われていたので、 退屈しのぎになるかと大声で呼ばわりながら村に向かいます…
続きを読む<だけ>とか言い出したらもうアウト
初詣に節分、お盆にクリスマス。神社やお寺でお賽銭を納め、「いただきます」「ごちそうさま」と手を合わせる。 日本人はそれと知らずに信仰に取り巻かれているが、特定の宗教を信心しているか? と訊かれるとなんとなく…
続きを読む鱗越しに見る世界
“金貸しの取立てをしているチンピラに彼女ができて有頂天。おまけにチャンピオンの気まぐれからタイトルマッチが決まって生肉を叩く謎トレーニング。 その甲斐あってチャンピオンを追い詰めるが結局ぼろ負け。対戦相手の感想を訊かれて…
続きを読むコーチングに否定的読者もどんと来い
“進化”の反対概念は“退化”ではない。 例えばクジラ。 すべての生き物は海から生まれ、やがて陸上に進出した。そしてクジラのご先祖様は陸上からまた海に戻ったクチである。 現在、クジラの前肢は魚の…
続きを読むコーチングは使える、というのも「信念」
話がぐぐっともどる。 このウワサを信じる人にもそれなりの理由がある。 もしも体験を通して形成された「信念」ならば、多分 “コーチングスキルを身につけた暴漢”に書いたように、 &n…
続きを読む信念に関する信念、に関する信念・・・なに?
「信念」とは 一つ 特定の状況の特定の体験を一般化したもの 一つ 体験を通していない何らかのアイデアがやって来て信念化したもの である。 これはNLPの考え方で、私はこれをジョセフ・オコナーさんから学んだ(…
続きを読む信念の二つの顔
「あのラーメン屋はまずいんだよね」 二人の男がそう言った。 ひとりはふらっと立ち寄ったその店の醤油ラーメンにひどい目に遭ったという。 もう行くまいと思ったが、ある日魔が差して再び暖簾をくぐると、乾坤一擲、今…
続きを読む“コーチングは使えない”というステートメント
ついつい脱線してしまった。 いや、私に言わせればそもそも本線が “ICCコーチングのWEBページを見ながら私が思ったつれづれを書く”だから何だっていいのか・・・。 私に言わせれば。この箇所を書…
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