クライエントの安心・安全を確保してトラウマをケアする統合的心理療法家
江夏 亮(えなつあきら)
・公認心理師
・臨床心理士
・日本ゲシュタルト療法学会 スーパーバイザー
・トランスパーソナル心理学修士(ITP)
・江夏心の健康相談室 代表
トランスパーソナル心理学修士。化学工学修士。東京大学卒業後、日本鋼管中央研究所(現JFE)へ入社。
退職後、東京ゲシュタルト研究所のゲシュタルトセラピーのトレーニングを受ける。
チーフマネージャー講師として、夢のクラスや「夢とアートを使った創造性開発コース」等のプログラム開発に従事。
1990年より米国に留学。トランスパーソナル心理学研究所(現ソフィア大学)を始めとしてアメリカ西海岸を中心に様々なトレーニングを受ける。
1993年末に帰国。江夏心の健康相談室の代表を務め、個人セッション、グループワーク、企業研修、教育委員会委託の教師研修を行う。
2002年度後期の京都大学非常勤講師を経て、2004年よりカリフォルニア臨床心理大学院 東京校 臨床心理学研究科准教授。
ゲシュタルト療法、認知行動療法、ナラティブなアプローチを軸にした統合的な心理療法を研究中。
メンタルヘルスの研修も積極的に行っている。
クライエントの感情的麻痺・凍りつきを防ぐトラウマセラピー ~ 投影物語り法とは?
クライエントの安心・安全を確立し、選択されなかった肯定的体験へのとびらを開くトラウマセラピー。それが江夏先生の開発した投影物語り法です。
江夏亮先生の 「立ち居振る舞い」 「声の調子」 「間」 から学ぶ ~ DVD教材シリーズ
カウンセラーがクライエントのトラウマをケアしようとする際によく起こることがあります。
例えばクライエントが、恐怖から感情的麻痺・凍りつきを起こしてしまい、それ以上セラピーが展開しない。
また、クライエントに恐怖などの感情を表現してもらうアプローチを取ったもののセラピーが行き詰まり、トラウマ体験を再現したままセラピーが終ってしまう、といったことです。
このDVDは、古典的条件付けからSIBAM理論、ポリベーガル理論までトラウマケアの基本的考え方と、それらをベースに江夏先生が開発した安全安心なトラウマケアの方法「投影物語り法」を学ぶことができます。
夢を利用する心理学では、夢は潜在意識からのメッセージであり、日常生活やクライアントの回復に役立つ重要なものと認識されています。
しかし、人の心理は複雑です。そのため、クライアントの状況によって、様々な夢の理論と技法を判断しながら使うことが必要となるのです。
前半では、夢の考え方、夢孵化エクササイズなどを解説。後半はゲシュタルト療法・自由連想・能動的想像などの技法を使った実際の夢ワークを実施します。
「夢の内容から外れても、その瞬間その瞬間のクライエントさんの“やりたいこと”に沿っていく柔軟性が大事です」――江夏亮
夢カウンセリングは、クライアントの回復や日常生活に役立つ潜在意識からのメッセージとして夢を活用する心理療法です。
このDVDでは、夢を題材とした実際のワークを通して、様々な夢の理論と技法を活用法とその解説を行います。